スポーツフェスティバルin周南
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2006年(平成18年)6月11日(日)
現在は、凶悪犯罪の低年齢化・親子のコミュニケーション不足・きれやすい子供など、昔の尊い日本の文化・精神が失われつつある。
そんな現状にスポーツを通じて、親子関係・子供をとりまく社会環境を考える機会・一石を投じようと、スポーツ交流委員会(峯脇大地委員長)が企画したのが、スポーツフェスティバルin周南(会場:周南市総合スポーツセンター)。
開会式は会場入り口前で行われ、峯脇委員長の「みんなで思いっきり汗をかきましょう」のかけ声と同時に子供たちが快晴の青空に向かって400個の風船を飛ばして、スタート。
様々なイベントに市内を中心に県内各地から3500人が参加し、会場内のあちこちで歓声が沸きおこった。
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開会式・選手宣誓 |
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スポーツフェスティバルスタート |
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スーパードッジボール
小学4、5、6年生が7名からチームを組み、40チーム300人が参加した。
JCオリジナルルールで行われたゲームでは、チームが結束してメダルを目指して熱戦を繰り広げた。
事前に小学生80人にアンケートをとった結果、一番希望が多かった競技だけに、子供からも大好評で、表彰式では「楽しかった。次もぜひ出場したい」という声が多くあがった。 |
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熱戦が繰り広げられたスーパードッジボール |
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熱戦が繰り広げられたスーパードッジボール2 |
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池谷幸雄氏の体操教室
五輪メダリストで現在「体操倶楽部」で後進の指導にあたる池谷氏を先生に、小学1、2、3年生120名が参加。学年ごとに12名1組の10組に分かれ、各組には直前に池谷氏と打ち合わせをしたJCメンバーがコーチとして1名担当した。
「あいさつ、返事を大きな声でしっかりしよう」「人が話しているときはちゃんと顔をみて姿勢を正して聞く」など礼儀作法を熱く語った後、ソウル、バルセロナ五輪で獲得した銀、銅メダル計4個をみんなに触らせてくれた。
ゲーム性のあるものを交えながら行われた体操は、子供も元気よく楽しいムード。その中で、全員声が出るまでやり直し、指先まで気を配った姿勢の徹底など、厳しい面もあった。
体操を通じて「体や技術のスキルアップ」と共に「精神面でのスキルアップ」を目指している池谷氏の指導に、子供たちからは充実の汗が、親からは「感心した」と納得の表情が満ち溢れた。 |
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池谷幸雄氏による体操教室
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池谷幸雄氏の体操教室
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ジャザサイズ
エアロビとヨガ、キックボクシングの動きをフレッシュな曲に合わせて踊る、誰にでも楽しめるフィットネス感覚のダンス。
とにかく体を動かしたいという人が対象で、当日は定員を大幅に上回る老若男女250名が参加し、「疲れたが楽しかった」と、大いに盛り上がった。 |
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ジャザサイズ
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ジャザサイズ2
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高田延彦氏による講演会
250名の聴衆のもと、元プロレスラーで、現在PRIDE統括本部長の高田氏をご講師にむかえ、かつての良き日本の武士道の精神論で最近の様々な社会問題について、またしつけと体罰の違い・親子の絆・スポーツを通じてのコミュニケーションの取り方・人生観をご講演いただいた。
教育者・親には「考える機会」、子どもや社会に出る前の若者には「夢」を思い描く貴重な時間となった。 |
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高田延彦氏講演
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高田延彦氏を囲む参加者
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他に、親子で楽しめるコーナー、キッズコーナー、出店・軽食、ふわふわエアドームなど、三世代が楽しめる企画が盛りだくさん行われた。
一緒に楽しんで、汗を流して、その上で青少年の健全な育成について、参加した皆が共に考えるきっかけになることを願いつつ、フェスティバルの幕が下りた。
峯脇委員長は「参加募集の宣伝や連絡が徹底しきれない部分もあったが、その中で、地域、学校、JC現役メンバー、OBのご協力でやり遂げることができたことに感謝します。
子供たちや親御さんの満足した笑顔が何よりの成果でした。何らかの形で今後につながっていってほしい」と感想を述べた。 |
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記念撮影
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