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「2006国際交流スクール」7月1日〜8月26日

 
2006年(平成18年)8月25日(金)

国際交流委員会(金岡泰成委員長)により、7月1日の開校式から8月26日の閉校式まで、約1ヶ月半にわたって開催された 日韓相互のホームステイを中心とする、「2006国際交流スクール」が、無事全日程終了した。

以下は、金岡委員長よりの事業報告と感想全文と、閉校式で流したダイジェスト版の画像。

【事業報告】
本年度、国際交流委員会では日韓60名の子供たちの交換ホームステイ事業である「2006国際交流スクール」を開催致しました。
今年で3回目となります本事業ですが、本年度は原田理事長の所信にあります「国際交流を通じた青少年育成」を趣旨に活動を行いました。

周南市、下松市の小中学生を対象に4月より学校でのチラシ配布、募集を開始しました。
30名の募集定員がなかなか集まらず、メンバーの皆さん、OB諸先輩にお願いをさせていただき7月1日開校式の1週間前に定員30名がそろいました。
その節は皆様に大変お世話になりました。またホストファミリーでご参加頂きました皆様も大変お世話になりました。

◎「コリアンアカデミー」
7月1日にスクールが開校し、韓国の勉強会であります「コリアンアカデミー」を計3回行いました。
これはホームステイに行く前の準備と、参加者同士の交流をはかってもらうという趣旨で行いました。
徳山大学の3名の留学生を講師にお招きし、 第2回コリアンアカデミーでは仮想韓国村体験プログラムを行いました。
12名の韓国留学生にご協力頂き、子供たちにより韓国を肌で感じてもらえるような事業を行いました。

 

開校式での理事長挨拶

 

開校式での金岡委員長挨拶

 

コリアンアカデミーの様子1

 

コリアンアカデミー。留学生手作りの韓国食

 
◎「韓国ホームステイ受け入れ」
そして7月28日から韓国の子供たちがホームステイに来日されました。
子供たちは紫水園で一泊し、翌29日は日韓の子供たちの一日交流学校である「日韓アカデミー」を行いました。
徳山小学校さんのご協力のもと、3名の先生方に準備から当日の講師までのご協力を頂きました。 これはホームステイ前の子供たちが交流することによって、より親密度を深めてもらうという趣旨のもと行いました。
また当日対面式を行いホームステイ受け入れとなりました。対面式では河村市長をお招きし歓迎頂きました。ホームステイ中はホームシックに なった子供たちもいましたが、ホストファミリーの皆様の暖かいおもてなしを頂き、 子供たちは非常に貴重な経験をつんで帰られました。
 

紫水園に到着した韓国の子ども

 

対面式チョ先生コ・ヨンジュ先生

 

対面式河村市長より記念品贈呈

 

対面式で「believe」を一緒に合唱

 

日韓アカデミー自己紹介挨拶ゲーム

 
◎「韓国ホームステイ訪問」
翌週、いよいよ韓国へホームステイ訪問となりました。朝5時過ぎに出発し、初日は韓国大田市に宿泊をしました。

2日目は大田市の観光をした後、夕方清州市で対面式に参加しました。
対面式では日本で勉強した韓国の歌を子供たちが披露し大きな拍手を頂きました。
また韓国民謡などで歓迎頂きました。

子供たちはそこから2泊3日のホームステイに入りました。期間中やはりホームシックにかかる子供もいました。しかし子供たちにはそれを乗り越えてもらい、7日集合の朝にはなんとも自信に満ちた、達成感のある顔つきで帰ってきました。
貴重な経験をつんで来たのだなと感じさせられました。
 

いざ韓国に出発(市民プール前)

 

KAIST(技術者が集まる大学)で記念撮影

 

天文台で星を観測

 

韓国での朝食

 

恐竜博物館

 
◎事業を終えて

日韓の子供達のホームステイ事業であります「2006国際交流スクール」の全日程を終えて数日が過ぎ、 現在事業全体の編集を行っておりますが今こうして振り返ると中身のボリュームと内容に重さを感じております。

7月1日から約2ヶ月間、最初は子供たちも大人も緊張のスタートでしたが留学生講師が上手に授業を盛り上げていただき、 徐々に全体に「和」が広がりました。そして子供たちは韓国ホームステイに行くのですが、彼らの顔の表情の変化を見て 「貴重な経験をしてきたんだな」と思いました。スクール全体のDVD(ダイジェスト版)を是非とも皆さんにご覧いただきたいと思います。

ここ最近、青少年の親子や友人関係での残忍な事件のニュースが大変多いと思います。要因は様々と思いますが、 このような時だからこそJCが行う青少年事業は大きな意味を持つのではないかと思います。我々は教育のプロではありませんが、 地域に草の根活動ができると思います。

ホームステイ事業は子供の「自立心」や「忍耐力」、「感謝の心」を育てることができる青少年事業です。 そして韓国という国から学べることは沢山あると思います。

今回の参加者の方々が韓国の方との絆をずっとずっとつなげていただければと願いたいと思います。
 
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