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佐世保のまち視察

 
2006年(平成18年)5月19日(金)・20日(土)

「住みよい地域創造委員会」(長崎敏夫委員長)では、まちづくり委員会として、昨年末より周南の現状を徳山駅周辺の整備計画を中心に勉強してきた。
その過程で、駅のすぐ南に位置する特徴をもつ港に着目し、市民の憩いの場として港を活かすことからのまちづくりを考えてきた。

今回、藻谷浩介さん(周南JC年間アドバイザー)の勧めもあり、地形的にも駅・港・商店街が近く、人口規模もよく似ている佐世保市の視察を5月19日20日に行い、街郊外・駅周辺の実情を徒歩で確認した。
    (現状)
  • きれいな公園、りっぱなフェリーターミナルなど、港の景観整備が進んでいた。
  • 島々に暮らす人々が行き交う交通の要としての役割を港が果たしており、必然的に人も集まっていた。
  • 駅が港側から商店街側へ抜けられ、一体感が感じられた。
 
初日竹本さん講演(佐世保四ヶ町商店街理事長、長崎ブロ長経験者)
 
また、まちづくりの仕掛け人である竹本さん(佐世保四ヶ町商店街理事長・JC長崎ブロック会長経験者)、遠田さん(セントラルホテル社長)から成功実体験・経営の講演をいただき
野口さん(佐世保市助役)、芥川さん(JC長崎直前ブロック会長)、藻谷さんを交えた懇親会では、時間を忘れて夜遅くまで意見交換を行なった。
    (意見)
  • 「人が集まるから、さらにそこに人々が集まってくる」
  • 「その為にいろんなアイデアを持ち寄ってイベントを仕掛けたり、他の街のいいところは真似をして実行する」
  • 「常に商店街から情報発信していくことが重要」
  • 「行政頼みではなく、自分達のまちは自分達で守るんだという気概がまちづくり、活性化の大きな原動力」
 
左から遠田セントラルホテル社長・藻谷浩介氏・野口佐世保市助役・原田理事長・ 芥川JC長崎直前ブロ長・四宮専務理事
 
長崎委員長は 「佐世保のまちづくりの先頭に立っているのは、行政でなく、街をよくしたいという思いの強い仕掛け人であり、支える仲間であり、参加する市民一人ひとりである。
そんな熱意があるからこそ、行政もいっしょになって盛り上げている。 港からまちづくりを考えるにあたり、今後周南JCとして何をすべきか考えさせられた、充実した視察だった」
と1泊2日を振り返った。

当事者&行政&市民参画型のまちづくりの大切さを学んだが、「このまちに生まれて本当に良かった」と子供たちが思える住みよい地域を創造していくには、「ONE FOR ALL」のまちづくりがますます必要となる。
その為にも周南JCが率先して「今、出来ることを考え、実行し、広めていく」ことが重要となることを再認識した。
 
2日目朝:セントラルホテル社長遠田さんの講演
 
整備されたみなと公園を見て感慨深げな原田理事長
 
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