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「まちづくり勉強会」

 
2006年(平成18年)4月24日(月) 19:00〜 事務局2階

周南のまちづくりを考えるJCとして、地域行政との連携の意味でも、その動向を常に注視する必要があるが、今回は、厳しい財政状況の中、合併特例債も使い120億とも言われる予算で行われる駅前整備構想についての勉強会を、住みよい地域創造委員会(長崎敏夫委員長)の企画で行った。

昨年も同様の趣旨で勉強会を実施したが、今年1月に提出された駅前広場整備計画案が、昨年2月の駅前整備構想案と内容が大きく変わっていたこともあり、各地で開かれた説明会を経たことをふまえて、市役所の中心市街地整備課の方をご講師に招き、現在の進行状況・今後のスケジュール・どこまで行政側で決まっているのかの説明を受けた。

(市側の説明)

 「市民の関心は駅前整備のみならず、周辺全体におよんでいる」(パブリックコメントの総括)。
 「駅ビルは建て替えだけではなく、市民交流センターなど、人が集まる魅力ある施設にしたい」
 「駅周辺整備による波及効果を含めて、商店街の復活も考えている」
 「海と緑に囲まれた周南の顔としての駅。港と一体化した駅。交通の要としての駅。交通整備」
 「駅から近いという特色をもつ港を活かし、まちを活かしたい。景観整備」

などの視点から具体的内容を聞いた上で、質疑応答が行われた。

(参加者からの意見・要望)

 「人が集まるために駅が必要ではなく、人が集まるから駅が必要。
  人が集まるまちのへそを商店街にするなら、そちらの復活も並行して具体的に考えないと」
 「景観とは、港そのものだけでなく、周辺の環境を含んでいる。
  企業港を取り込んでも違和感ない風景を考える」
 「人が集まるということは、他を捨ててそこに来るということ。その魅力を出すことが大事」

など積極的な発言があった。

「フェニックス〜再生〜」をスローガンにかかげ、港からのまちづくりを考える住みよい地域創造委員会としては、港エリアの前回案白紙撤回ということもあり、 今後の動きを見据えつつ
JCとして提言する余地が大いにあるとの確認と、周南に住む一個人としてもさらに関心を深め、主体的にまちづくりに取り組むことの必要性を再認識できた、大変有意義な勉強会となった。

「理想である『明るい豊かなまちづくりの創造』の為に、周南JCは、周南合併をいち早く推進し実現してきたが、今後のまちづくりに対しても先駆者として、周南地域の現状についてしっかり学んだ上で、高い志と行動力で、利害関係ぬきで政策を提言し、運動を展開していかねばならない。

それが『ONE FOR ALL』につながる」(原田理事長)

なお、5月19日20日には、年間アドバイザーの藻谷浩介先生と佐世保の港・商店街の視察を行う予定。
 
趣旨説明する長崎委員長
 
勉強会の様子
 
整備方針スライド説明.
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